2008年1月14日月曜日

世界一やさしい問題解決の授業



自分を悩ませる問題があるのに、それを解決する為の行動はなかなか起こせない。
目標は掲げるが、なかなか実行に移さない。
こんな自分の実行力のなさをなんとかしたいと考えている。

そんな中でよんだこの本は、目標達成や問題解決までのプロセスを分かりやすく説明してくれています。
まず、問題が起きた事を悩むのではなく、前向きに「どうすればよいか」を考えて行動する、
という姿勢が大切。
自分で考え行動してく、ときに方向修正してきながらゴールに到達する。

『問題解決』のながれ
①現状を正確に把握する→②問題の原因を見極める→③効果的な打ち手を考える→④実行する

②原因を見極める
・原因としてあり得るものを洗い出す
・原因の仮説をたてる
・どんな分析をするか考え、情報を集める
・分析する

③打ち手を考える
・打ち手のアイデアを幅広く洗い出す
・最適な打ち手を選択する
・実行プランを作成する

②問題の原因を見極めるには、「なぜ?」という問いかけをしてく事で、考えうる原因を幅広く洗い出してくことが重要。『分解の木』

問題の原因を細分化してく事で、解決すべき特定の原因を見つけ、そのポイントを優先的に対応してくことが大切。

③効果的な打ち手を考える為には、縦軸横軸を使用したマトリックスを作り、図に表すことが効果的。

『目標達成』のながれ
①目標を設定する→②目標と現状のギャップを明確にする→③仮説を立てる(A.選択肢を幅広く洗い出す B.選択肢を絞り込んで仮説を立てる)→④仮説が正しいかどうかチェックする(A.仮説に沿って情報を集める B.データを分析しチェックする)

大事な判断をするときは、一歩踏み込んで考えたり、調べたりすることが、遠回りに見えても、結局は目標を達成する早道になることが多い。とのこと。
行動を起こす前に自分で考える、効果的な行動をする事が大切ということかと。

何かを決めるときに役立つツールとして、
①「良い点、悪い点」リスト
②「評価軸×評価」リスト
が上げられています。

①良い点、悪い点リストとは、考えられる候補の良い点と悪い点をすべて洗い出し、それぞれについて評価をつけ、それをもとに自分にとって良い選択肢を選ぶというもの。

②評価軸×評価リストとは、選択肢を洗い出した後に、自分にとって重要な決定要素を書き出し、要素それぞれの重要度を決める。それを評価軸にして、各選択肢を評価し、自分に良い選択肢を選ぶというもの。

本の中で紹介されている、ツールや考え方は、すべて分かりやすくまとめられていて、自分にもすぐに試せそうな気がしました。
さっそく今年の目標について、今回学んだプロセスで取り組んできたいと思います。
今年の年末に、達成できたか振り返ってみたいと思います。

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